せっかく来たので、体育館の様子もみていきましょう。
いまはフローリングを張っている最中です。だいぶ進んでますね。
横にテンテンと見える黒っぽい丸いのは、ダボ穴です。
うーん、写真が暗い。写真シロウトなので、明るく撮る方法がわかりません。でもめげずにもう1枚。
手前に未使用の材料が置いてあります。まだまだ張る箇所が残っています。
この体育館のフローリング施工方法は、「ビス留め工法」といいます。少し前までは「特殊張」と呼んでいた工法です。
まずは、特殊加工したフローリングボードを下張板に直張りし、隠し釘で留めます。
その後、シイタケドリルでダボ用の穴を空け、脳天ビスで留めた後、木栓で穴をふさぎます。
フローリングの施工方法の中ではもっとも手のかかる工方法で、フローリング材の膨張、収縮、反り、アバレ等を仕上面からのビス・釘等で強制的に抑制する工法です。
しかし最近は、接着剤の性能も大変よくなってきており、この「ダボ打ち」をしない、「ノリ釘併用工法」を採用する現場もあるようです。
参考資料:日本フローリング工業会発行「フローリング張り標準仕様書(平成22年版)」