帰国の朝、午前7時前。一人でちゃちゃっと朝食をすませブログ更新。
あっという間の三日間・・・。
いろいろと思うことがあったのは事実。
それでも、自己採点は「75%満足」、"Productive days"って感じかな。
なんといっても、「アウェーの空気」っていうか・・・。これまでの自分のフィールドのスケールの問題。
これからも無視していくこともできるでしょうが・・・だって日本国内のしかも、この名古屋周辺だけを商圏にしてきたわけですから・・・。たぶんこれかrも。
なにも、わざわざ「アウェー」を意識することないでしょうに。って思う自分がある一方で。
ほんと、今さらやめときゃいいのに「わざわざ」見てみたくなる衝動と・・・。今は後者のほうが強いか・・・。
・・・ドイツからの人々っておそらく年がら年中「アウェー」。
ある、アジア地区の責任者は
「二人子供がいるが、一年のうち150日くらいは海外」だとか。
他の人たちもだいたいそんな感じみたい。
私なんか、子供たちと離れてくらすなんてできなーい!今日も早くかえって子供たちの顔みたーい!これじゃね。無理。
ほんと、彼らの「働きぶり」といったら!
競合する他社とのコントラストがくっきり。
美しい女性がデモしたり、消費者に安易に「手軽さ」を訴えたりすることも一切なし。
会場の片隅にコンパクトなブースを設け、ひたすら職人にしかできない実演と商品説明のみ。
「おれたちはまじめにやってる」って感じ伝わる。
自分たちのやってることに全員が自信を持ってる。
だれかに言われて(会社に?)やっているのではなく、参加している全員が
自分の意思で行動しているのが伝わってくる。ダイレクトに。
ドイツの精神文化だろうな、きっと。
展示会の期間中、ほんとに無駄話しないの、彼ら。
製品の専門的な分野ではさすがに、英語力がついていかないので・・・会話がつまって
つなぎに世間話をふったりしても、あんまり反応してきません。
表情が「戦うモード」って感じなんだね。
ランチもだれひとり一切とりません。
理由を聞いても「今は仕事中だ」ときっぱり。
・・・このへんの、「調和の維持」を精神文化の支柱とする日本人と大きくちがうとこだな。
論争を避けようとする日本人と、あくまで自己を主張をする西欧人。
アウェーの環境の中で強く感じたこと・・・。ですね。一番。これが・・・。
で。
・・・一方で展示会終わって、みんなで食事ってなって
上海中心地のリッツ・カールトンにあるチャイニーズレストラン行くと・・・。
食べるわ、飲むわ、しゃべるわで大賑わい。なんですが・・・。
「調和と主張」のつづきで言えば・・・。
あくまで、自分の「飲みたいもの」「食べたいもの」を要求する!
私なんか、店員に「無い」っていわれると「有る」もの代用して、すぐOKなんですが・・・。
彼らはくいさがりますからね!「じゃあ、あれは!じゃあ、これは!」って。
中国人の店員さんも英語があまりよくわからなかったみたいで・・・。苦戦してました。
まあ、でもともかく。食事中、ほんと元気!
仕事中とうって変わって、全員めちゃくちゃ陽気!
「ブログに載せたいので写真いいですか?」ってきいたら・・・。
こんなポーズまでとってくれる!
英語も不自由だし、極度に緊張して、こんなムードに明らかに気後れしていると思われる私の表情が「固い」(笑)
まあ、でもすべて良し。
・・・みんな、国籍はばらばらですがドイツの精神を受け継いでいるっていう共通点があるかな。時々ドイツ語になる。
うん。この感じが頭の中い張り付いているうちにブログ更新できてよかった。
ええ、ところで、日本で待つお客様、職人のみんな、会社のみんな。
・・・もうすっかり気が済んだので明日から仕事復帰します。
ほんと、わがまま聞いてくれてありがとうございました。
お土産買って帰ります。
あ、そうそう・・・。妻からも「お土産」を要求されていますが・・・。
何がいいやら・・・。まあ、私のことですから気の利いたものにはならないでしょうが・・・。
謝謝!