名古屋6時41分発、朝一番の「のぞみ」に乗って東京。
「強風」の影響で、「スピードを落として運行。」とのアナウンス。
間に合うのか不安がよぎる。
品川駅で降りると、長蛇の列!「なぜ!」
なんだこりゃって見てみると、「JR山手線運行見合わせ。」って、どおしよお。
あとで分かりましたが、「線路内にテーブルが放置されていた。」影響でした。
JR山の手線はここであきらめて、JR京浜東北線で大井町へ向うことにする。
なんとかぎりぎり待ち合わせの新木場駅に到着できました。
マイクロバスで移動約5分。
細田木材工業の工場へ向います。
イペをフェンスに使用してる。
褪色しないように、コーティングしてあるそう。
褪色した感じがいいとおもうのだけれど。
不二木材工業と同様に、こちらの企業も歴史があります。
創業、昭和6年!
戦災により、全焼したのちも再建し復興にも多大の寄付をされたとのことです。
奥に東京スカイツリーが見えるのですが、写真が荒いかも。
細田社長自らのご挨拶。
早速工場内の見学。
プレナーで材料の厚さを整える。
ずいぶん、大きな材料が加工できるようです。
こちらでは、古い無垢テーブルの塗膜をけずり取ってます。
こまかい手作業ですが、再塗装することで、新品のように生まれ変わります。
無垢材の大きな魅力。
こちらでは、無垢フローリング材に機械塗装を施す。
オイルフィニッシュ専用の機械。
機械塗装といっっても、こんな風に工員の方による、微妙な加減が必要のよう。
塗装が済んだ材料は、乾燥にまわされる。
工場の見学後、一行は東京木材問屋協同組合の「木材会館」へ移動。
あれえ!楽しみにしてた木製ルーバーのファサードに足場が掛かってる・・・。残念。
ファサードは、「定期メンテナンスで、塗装工事中。」とのことでした。
竣工が平成21年7月とのことなので・・・6~7年に一度程度メンテナンスが必要のようです。
やはり、木構造には「守っていく。」という強烈な意思がないと維持が難しそうです。
7階の檜のホールが圧巻!
写真ではわかりにくいですが、屋根はトップライトになっていて、自然光がたっぷり降り注ぐ。
屋上庭園にも檜(たぶん)デッキ。外にはでられない。工事中なので、残念。
日本建築家協会賞も受賞しているんだ。すごい。
設計は、日建設計。施工は大成建設。
1,000㎥以上の国産木材が内装・外装、そして構造にも使用されている。
低炭素社会に投げかけたメッセージが評価されたものと思われる。
6階会議室も木の香りで満たされている!
天井の窪んだ部分に、「火災時のけむりを一時的にためる。」役割をはたすことにより
内装制限をクリアしているそう。樹種は、桜かな・・・。
懇親会場になる小ホール。とにかくお金が掛かっていることが良くわかりました。
檜のステージ。と杉の木立をイメージしたといわれるオブジェ。
木製のこんな置物なんかも展示されている。
木のおもちゃなんかも。
はあ、駆け足で本日の研修会も終了。
夕方には、お客様との約束があるので、昼食を頂いて直ちに名古屋へ帰ります!
昼食がすんごく豪華でおいしかったです。