せっかく新幹線で東京まできましたので。
東北新幹線で少し足をのばします。
目的地は会津若松。
単線のローカル鉄道をゆられて、東京駅から約4時間で目的地へ到着。
もう昼です・・・。
世界中のデザイナーが訪れるこれが・・・。
「会津さざえ堂」!
日本だけじゃなく、世界中の建築家も、その建築物としての斬新さを認める。
感激!!
もちろん、だれが設計したかは不明です。
この、二重螺旋構造。
ダビンチに先駆け!
フランクロイド・ライトに先駆け!
我が国の名も無き職人が手がけたってところがなによりもすごい。
最頂部のドームの内観。
イスラムのモスクのようにも見える。
階段じゃなくて、スロープのみの内部空間。
それにしても、国指定の重要文化財とのことですが・・・。
天皇も訪問していた。
え?こんな看板が必要とは・・・。
拝観者のモラルが・・・。
え??羽子板金物で補強??
ほぞがやせて、今にも抜けそう・・・。これは大問題。
軒裏に心無い落書きと、これまた強引な金物補強が・・・。
むう。
国指定の重要文化財といっても維持管理費は莫大なものと想像できるが・・・。
ここまでひどいとは。
もう、分解修理して、部材の多くを取替えしないと、維持不可能と思われます。
見たい方は早めに見ておいた方が良いかも。
予想では、数年以内に見学に耐えられない状況になることも・・・。
不安がよぎる・・・。
一方。
実は、この地は「白虎隊自刃の地」としても知られている。
というより、こっちの方が有名です。
炎上した(と勘違いだったようですが・・・。)、城を眺める白虎隊のひとり。
眺める方向を私も眺めて見ます。
当時、15~16才の若者が、自刃して果てたといわれています・・・。
平和な時代に生まれた幸せ。
かたじけなさを感じます。
知りませんでした。
会津は「そばどころ」だそうです。
「新そば」にひかれて、入店。
けっこうレベル高いです。予想してなかった収穫でした。
弾丸行程で、名古屋へ帰ります。