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東京紀行【後編】

2013年01月20日(日) | 日々のこと

東京ステーションの続き。

いわゆる免震構造、この建物。こんなすごいことできるんだなあ人間って。感動。

建物と地盤面下の基礎との中間層に写真のような空間が。

免震アブソーバーの効果で地震の揺れを相殺。

言うのは簡単だけど、これを工事したひと達は大変だったと思います。

耐震じゃなくて、揺れを最小限にするしくみ。それでも、最大で30センチの揺巾らしい。そうとうゆれそう。

この前、名古屋駅の再開発現場に行ったとき、地下のピット近くまでもぐりました。

さながら、福島の復旧作業もこんな感じかって思うぐらい、壮絶な状況。

・・・そこは人間と地下水との戦い。どんどん地下水がでてくる。そんな中に巨大コンクリートの構造物を。

いやあ。これぞ日本の職人の技術力って関心しましたが、東京駅の地下水もきっとすごかったと思います。

東京駅に関しては最後に・・・。

雑誌の解説によると、「復元に関して「Authenticity(本物感)」を守ることに重点が置かれた」とのこと。

本物「感」ってところがね。「本物」じゃないんだ。

「reality」をとことん追求することは、技術的にも予算的にも困難。

でもそこで復元をやめちゃったら、退屈なビルディングがまた一つ増えただけだったでしょうね。

国内でも、こわすのか、のこすのか、議論されて結局「残った」建造物がいくつかありますが。

機能や経済効率を優先すればやっぱり「こわす」でしょしうね。

単純に建物をそのまんま残せば、場合によっては大規模災害時に危険な場所ともなりかねないし。

時代の要請にも応えなければならない。

そういう意味で、この東京駅の「復元」は大成功でいいと私は信じます。

あらためて「失ったことを嘆くよりも、いまできることをやってみよう。」っていう気持ちです。

 

 ・・・ところで、丸の内の辺って他の建物もほんとにかっこいい。

いつか旅したNYを思い出す。

雪の残った街路樹の歩道が異国情緒を醸しているね。

格子窓とした窓廻りや、アスファルト舗装にせず、石敷き(これもたぶん、本物感。)としたところに効果があった。

 

 旅は「思考の深度を深め、自分との対話の場。」と言ったのは建築家の安藤忠雄ですが。

 今回の旅(といっても日帰りですが。)も良い刺激を与えてくれました。きいんと頭すっきり。

これで【後編】終り。

 

 

 

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