伊勢神宮第62回式年遷宮ということで、名古屋商工会議所木材部会の見学会。
本来なら見ることのできない工作所。
特別に拝見!たのしみい!興奮。
まずは腹ごしらえ。
戸田屋。老舗旅館の直営料亭で昼飯。うまかった。ごちそうさん。
そのあと、これまた珍しい体験「御垣内参拝(みかききうちさんぱい)」で一同、二礼二拍手一礼。これは撮影NG。神聖な場でのお参りが実現し、今年厄年ということで、厄払いになったかな・・・・。
・・・・まってました!神宮工作所見学。
まずは貯木場。三年間この感じらしい。樹木の油分を除去する。そのあと乾燥だ。
いよいよ工作所だ!心拍数が高まる!
・・・・あれ?意外と近代的な風景がひろがるけど・・・。
私実は、烏帽子かぶった神官が「ちょうな」「やりがんな」で作業する光景を想像してまいした(はずかし!)。
現在では建て方などにも重機を用いることもあるそうです。そりゃそうですよね。
作業場には古代そのままの寸法にきざまれた部材が鎮座するがその製造方法は進化していた!ひのきのいい香りがする。
材料の木口にはこのように、使われる場所が記載してある。達筆。
作業場内では、丸ノコや電動カンナの音が響き渡る。非常に工業化された風景だ。
いやあ、二十代の若者が多くて感激した。彼等は歴史を造営している。古代と現在をつなぐ神話の語り部としてね。すごいよ。
これは、萱葺屋根の「萱」の保管所だ。モダンなんだよね・・・・これが。いいんだ。壁からも床下からも通風をとってる。
床から、壁からの通気に配慮された保管所。パースペクティブに注目。日本建築の木組みの妙。
中ではご覧のように萱が保管されていました。
こんな感じで伊勢神宮工作所見学は終了!名古屋商工会議所の事務局の皆様は感謝!また来年もよろしくお願いします!
おしまい。