南海トラフ地震の被害予測の勉強会。
一言でいって「命の危険を感じた方が良い」というのが私の印象。
この数字をみてみましょう。
過去の大震災による死者数。
東日本大震災 1万5千以上 (津波による溺死)
阪神淡路大震災 6千以上 (家屋倒壊による圧死)
関東大震災 10万5千以上・・・。 (火災による焼死)
では、「東海地震」の被害死者の想定は?
「少なくとも・・・これらの数を足したくらいにはなるだろう・・・。」
津波、家屋倒壊、火災、液状化・・・。
考えるだけで恐ろしいように思いますが。
できることからはじめたい。
津波に対しては、避難できる高い建物をあらかじめ周知しておくことができる。
家屋倒壊には、家具の固定や、できれば建物の耐震改修がのぞましい。
火災には安全装置付きの機器に買い換える。
液状化に対しては・・・。建物の周囲に矢板を打つ方法がありますが一般的ではないですね。正直いって。
それでも、立ち止まらずにできることをやりたい。
我が家でも家具の耐震固定は済ました。
食料、水の備蓄も家族四人分、およそ二週間分用意した。あとヘルメットも。
それと、「地震保険」にも加入している。
日本人の悪い癖で「どうせ死ぬときは死ぬ。」といったような無常観の虜になったり。
「どんな地震が来ても耐えられる完璧な耐震改修でないなら、やってもしょうがない。」といったような「完ぺき主義」
さがせば、やれることはたくさんあるのに一歩を踏み出せない人が多いようですね。
「できることからはじめよう。」でいきましょう。「減災」ってやつです。
少し安心できるデータもありました。
「熱田区など名古屋市中心地に押し寄せる津波は、名古屋港の防潮堤でふせげそうだ。
精密なシミュレーションによって浸水する領域は主に河川からの水です。」
つまり、東北のような直接建物や人に直撃するような津波は来ないはず。とのこと。
信じよう。そして生き延びよう。