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名古屋城本丸御殿の現地見学会に行く。

2013年10月09日(水) | 日々のこと

待ちに待ったこの日。

名古屋木材組合主催の本丸御殿の見学会!

興奮する!

安藤ハザマ建設・松井・八神特別企業体によって

平成20年に着手、一期、二期、三期と工事は続き平成30年完成予定だ。

 

 

 

丁度、一期工事が完成して、二期工事に入っている。

だいぶ遅れているらしいいが、気にせずいいもの、郷土の誇りとなるものを造っていただきたいです。

分かりますか?屋根は「こけら葺き」。

30センチ×45㎝、暑さ3ミリの割り杉板(手で割るそうです)を、働き寸法約3cmで一枚一枚竹釘で止めていきます。

信じられない気の遠くなる様な作業。

 

完成した玄関のむくりの部分、こけら葺き屋根。

うううん!もう言葉無い!!!うっとりするような曲線。コルビジェが見たらなんていうかな。

集成材のように見える破風も一枚一枚現場で張り重ねる。

作業場はもちろん「全天候型」てやつ。クレーンも見える。

クレーンもトラックも無い時代、一体どうやって作った?

 大工さんが作業している。斜めの部材があることに注目したい。

この頃の建築は「垂直」と「水平」部材のみが基本だ。現代の耐震基準へ対応かな?正直わからない。

わからないことばっかだ。

 この辺の木組みは古民家再生の現場でも見られた「伝統構法」ってのだ。

張りの「そり」をうまく利用して強くて、しなやかなな構造をつくっている。

最後の宮大工と言われた棟梁西岡常一さんは、その口伝の教えの中で「木を買わず、山を買え。」と言っていた。

例えば山の南側に生育した木は建物の南側で使用する。全ての部材をその材料育った「向き」のまま、育った環境のまま使うってことだ。

そうすることで、後々の「くるい」を少なくし、より安定した構造体となるわけ。

「適材適所」の語源とも言われている。

 

さていよいよ内部に。

鉄筋コンクリートのベタ基礎に礎石。

土台が石の形状に合わせて加工されている。

 

幾重にも重なる屋根組が日本伝統建築の醍醐味。

堂々とした玄関。車寄せってことになってます。

中に入る。

 三之間。

二之間。

一之間。付け書院から覗く。

違い棚の左が「上段之間」が藩主の玉座。

上り框は「桑」。大変希少価値の高い銘木です。

主要な材料は樹齢300年以上の「木曽檜」が使われている。

構造だけじゃなくて、長押や格天井や各種装飾なんかも豪華絢爛。

特に金箔に施された襖絵(模写、レプリカ)が圧巻だ。

本物はしまってあるそうです。

河村市長は「本物を入れろ。」と言ったそうですが。劣化が進行する可能性が高いため断念されたようです。

第二期、第三期の完成が待ち遠しい。

 

 

おまけ。石になにかの模様が刻まれている。

慶長15年(1610)の名古屋城築城にあたり

家康は加藤清正、福島正則ら大名20家に普請(土木工事)を命じました。

命じられた諸大名の石を区別するために刻んだ目印だそうです。

 

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