名古屋木材組合の企画として、本年度二回目の研修会に出席する。
天気にも恵まれた。
ヘルメットと作業靴も持った、午前8時半に名古屋木材会館を出発。
名古屋高速、湾岸と乗り継ぎ約一時間半・・・。現場付近に到着するも・・・。
台風26号の影響か?
倒木によって行くてがはばまれた!一同あわてる。
しかし、絶妙なバスドライバーの運転技術に助けられこれをクリア。
林道をゆく、
神妙に中部森林管理局の方のお話に耳を傾ける。
現場の南口さん。
「ダントサン」と読みます。
ブランドとして確立していきたいとのこと。
愛知の住宅供給者の端くれとしてできることからやろう。
間伐されたあと。
列状間伐というやりかたです。「列」になっているのがわかるかな?
十年後にまた間伐します。
この辺のは樹齢30年。
すっごい迫力!
伐採された間伐材は、この「プロセッサー」によってカットされる。
一日に使用する燃料は110リットル。結構消費するんだね・・・。
人件費も言うまでもなく、山主への還元・・・。
林業はビジネスとしては依然、課題が山積。
しかし、最近では家族まとめて移住する、「Iターン」形式での人材育成が進んでいるという。
何より日本の技術の伝承の担手を絶やさないでほしいと強く願うばかり。
この機械は女性でも操作できるそうです。
ちょうどゲーム機の要領で、親指の操作が基本となります。レバーに注目。ゲーム機みたいです。
カットされたヒノキの間伐材。
目がつまっている。
このへんの末口付近のものは・・・。
残念ながら現在のところ廃棄物に近いようです。
しかし、将来は木質バイオマス燃料として、原発に替わるエネルギーとして
需要が拡大することが見込まれているとか。
あと、製紙用のチップにも転用が可能との試算もあるようです。
直径150ミリ以上の口径の大きいものは建築の3寸5分柱にもなるし・・・
小径のものや、まがりのものも建築材料として流通するらしいです。間柱とかね。
ちょっとびっくり。こんな細いものが・・・。
「プロセッサー」の前で記念撮影。
間伐現場のあとは
東海自然道の散策。正直、寒い。おなかすいた。
間伐現場より、こっちの自然道のほうがやっぱりいい。
原生林がひろがる。
なら、ぶな、ひのき、まつバラエティ豊かな手つかずの自然が保存されている。すばらしい!
やっと昼飯。
少し寒いがアウトドアでたべるランチは格別。
このあと、移動し設楽町の木造新庁舎の見学会がありましたが
落城前ということで、写真の公開はNG。
またの機会に公開させていただきます。