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2013学校施設づくりセミナー ~日進市竹の山小学校~

2013年10月25日(金) | 日々のこと

近年急速にその人口を増やした日進市。

政令指定都市名古屋市に隣接する住宅地として人気の土地だね。おしゃれで住みやすそう。

「名古屋市都市計画日進竹の山南部特定特定土地区画事業」として開発がすすんだ結果・・・。

児童数も急上昇。

1000名以上の児童数の小学校もあったとか。

そこで子供達に適切な教育環境を用意する必要性がでてきた。

しかし、土地が無い。

小学校で20,000㎡、中学校で25,000㎡以上が目安といわれているようですが

予定地は40,000㎡たらず。

行政、設計、地域住民を交えた意見交換の結果。

「小中併設校」の構想がまとまった。異例の決断。

全国にも10例ほどしかないようです。

共用の施設を持つことでスペースを有効に活用する。

例えば体育館やプール。そしてグラウンド。

コストの問題も大きかったみたいだな・・・。

この数字に注目。

<施設概要>

敷地面積:39,995㎡

延べ床面積:19,875㎡

建築費:28億円

 この数字から読み取れる驚くべき建設費用に気づくだろうか。

建設費の坪単価が46.7万円となる。

一般的な鉄筋コンクリート造の同規模の建築単価は坪65万以上といわれている。

46.7万円というと一般的な木造住宅の単価と同程度ということになるが・・・。

調査してみる価値がありそうだ。

 

配置図から大小のグランドと体育館、プールを共用しているのがわかる。

これすごくいいと思う。目からうろこ。

学校ごとにそれらの施設を持つことは敷地の効率や建設コストの無駄もあるし。

それに他の公共の体育館や市民プール、生涯学習施設等の稼働率を上げることいつながりそうだもんね。

学校のプールなんて夏しか使わないし、体育館の稼働率なんかも再チェックする必要あるんじゃないかな。

そこで児童生徒と地域住民との交流がふえれば、学校の持つ機能を拡大させるてことにもなりそう。

社会に開かれた公教育の現場として。いいアイデアじゃない。

ちなみに、私の母校である稲沢市立千代田小学校、千代田中学校はとなり同士でしたが

体育館もプールも別々でした。

なんか急に無駄なことしてるように思えてきたぞ・・・。

職員室も共用。

電話の着信音の違いで小と中がわかるようになっている。

先生同士のコミュニケーションも増えたかな。

職員室は窓側がグラウンドに向いており、もう片方が昇降口を向いている。

トイレにも注目。ベビーベッドなんてあるんだ!こりゃすごい。ホテルみたい。

普通に設計したらこうはならんだろな。

プールには屋根がある!すごー。

一番特徴的なのが「出会いの広場」。

既存の敷地の形状を活かした庭になっている。

四季折々の植物を観察することが出来る。

なんちゅう贅沢な小学校か。日進市に引越したくなってきた。

 

・・・いろいろと見てきましたが、ため息の連続。

日本は先進国で初めて大規模な人工減少を経験することになってますね。

3人に1人が65才以上の高齢者となる極端な高齢化社会も目の前。

公共施設にも時代の要請に沿ったかたちでの変化が必要。

鍵になってくるのが、「地域とのつながり」の問題。

国民ひとりひとりが自分の問題として捉えることができたなら

日本人のことだからいい知恵がでるんじゃないかな。

ああ、それにしてもこんな学校に息子達も通わせたかったな。

公立の小中併設校の可能性に期待したい。

 

 

 

 

 

 

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