計算通り。
なんかこれいいと思う!
絶妙な陰影。
玉石が沈み込んでしまったため、雨の日は冠水してします。モルタルでレベルを50㎜ほど上げている。
靴脱ぎ石など、取り合い部が多くて作業は難航。
アフリカデザインの柴田さんと、カメラマンの鈴木さん。イメージを探る。
お施主様にも参加していただく異例の見学会となりましたが、貴重な伝統のある建築物を見てそれぞれ感じ入ることがあったのではないでしょうか。ありがとうございます。
見学会が終わると、アンケート。りんごジュースを飲みながら一息。よく見て、毛氈も敷いてます。お茶会みたいでしょ!
スマイルリンクの山守さんの呼びかけで、古民家再生現場で、見学会が実現した!
5人がかりでの作業!
モルタルで路盤を作り、レベルを50ミリ程度あげます。
いよいよ来週取り付けする。
いい感じの店がまえ、親方もいい人だ。
式台と上がり框の固定の打ち合わせ。図面を何度も書き直す。納得いくまで。
いい感じ。
百年前の障子に刃物を入れる・・・。ためらうことなくすぱっといく!
来週から左官の小木曽さんが来る予定だ。
残暑の中、肉体的に過酷な作業が続く・・・。
枚数が不足しているのと、不陸を緩和するため板と板の間に新規の小巾材をはさむ納まりからとにかちる
「トイレ」に拘りたい。
意匠性と実用性のバランスが難しい部分。
「三和土(たたき)」のイメージ。最終的には墨入りモルタル仕上げかな?
この部屋にも光のマジックが隠されている。楽しみ。
でも照明器具無しで、この明るさ!
プラネットのグロスクリアオイルを塗っています。
光の差込方が絶妙。
仕上げ塗りはまた今度。
縁板は既設の板(百年前のもの)を使用しますが・・・「そり」や厚さのばらつきがあるので、間に小幅の床材を組み合わせようと思います。
木組みというより、自然の木立みたいだな・・・。この柱と梁。
明るくなったね。
仕事がちゃんとしてるね。ありがとう。
わざわざ恵那からありがとうございます。
これは下地用クロスの「コバウ」というものです。クロスのように張ります。
下地組みに大工の小川さんの集中力の高さが見られる。やはり頼りになる男。たのむよ。
下地組みの仕上りが良いのって、本当に気持ちがいい。よく出来ました!
古民家の意匠をそこなわないために、電気配線や給水排水配管、床暖房配管類は集中させている。もちろん隠蔽される。
二本引き込み障子を入れます。見込みの大きさを強調。
縁板には本栂を使用する予定です。
こっちの方がずっと大きい。断面積も長さもね。
節は板の裏側までは到達していないが、けっこう深そうだ...。
本栂の縁板を確認中。ここでも厳しいチェックが続く。結論は持ち越された。お互い納得いくまでやりましょう!
また一段と大きな欅の一枚もの。長さ3m幅70㎝厚み7㎝はあるな...。たしかに木目が上品。こんどまでにひと削りしていただきます。
山一銘木の山本さん。ずっと奥の板を出してもらいました。
現し梁の「見え方」を大工の小川さんとチェックしている。この丸太梁が、何か他の生命体に見えるように工夫しているわけです。それは何?
複雑な丸太梁形状にあわせてプラスターボードをあわせこむ。
とにかく配線経路の検討が難しい...。真壁だからね。
考え込む二人。
この部分の納まり...問題だ。
吹き抜け空間と階段。
坪井鉄工所の社長に案内して頂きました。よいできばえ。
山一銘木の山本さんに欅板を見せていただきました。
この木枠は木曽檜。いわゆる官材とよばれる最高級の材料です。一本一本丁寧に養生してありますね。ここに百年前の職人によって製作された障子が入ります。本当に良いものを見つけていただきました。山一銘木さんのお見立てには感謝しております。敷居はサクラ。
今日の小川さんの仕事は二階の床下地組。根太組の上に針葉樹合板を下地張りし、フローリング張。
断熱材が充填されることによって、屋根からの断熱効果が向上するのは言うまでもありませんが、遮音効果もありそうです。細かい作業が続きます。
同じく二階です。現し梁がまだ煤けていますが、きれいにクリーニングしましょう。勾配天井がだんだんとできてきました。高性能断熱材が充填されています。
二階では電気配線の「にげ」が施工中です。主に床下を配線・配管スペースにとる予定です。配線が集中している個所はトイレ部分になります。
現場の方は、大工の小川さんによる作業が続きます。大黒柱周辺に若干の蟻害がありましたのでその部分の補修になります。
製材から約15年が経過しているという話の材に決定しました。色も艶もおちついており、建物の風格にぴったりと思います。新しい材はどうしても白色がつよいですから。
窓枠の材料を選定します。今回も山一銘木さんの御協力により倉庫の中を慎重に吟味します。内部は年代物の代物がごろごろしているのです…。ここは山本さんのアドバイスを受けることになりそうです。
雨戸の下地組み
サッシの下地組み
床下に新設された防湿コンクリートの表面。床下の湿度の上昇を防ぎます。
取替られた大引き。この上に根太が組まれ、再利用される床縁板がはられます。利用できるものは積極的に再利用します。
納められた木曽檜材で縁側の土台を取替します。130mm角の大断面材!力強い印象。
仮設で間仕切り壁を建てました。丁度、キッチンから、脱衣室浴室なのですが、お客様との打ち合わせもスムーズになりますね。これからもやろう。
山一銘木の山本さんに取替用の材料を見せていただきました。木曽檜で130mm角5mもので力強い印象を受けました。これは檜の「芯」を持つ芯持ち材です。山一銘木さんのお話しによると名古屋城本丸御殿工事の材料だそうです!すごい。つまりこの芯のまわりの材が、名古屋城本丸御殿の柱や長押に用いられているということです。兄弟分ということかな。ありがたいご縁と感謝いたします。一本の芯持ち材はおよそ樹齢250~300年の檜の原木から一本しか取れません。大切に使わせていただきます。
金ゴテで仕上げられたコンクリート面。
玉石基礎廻りにコンクリートが流し込まれます。
この日は6人の職人が作業にあたりました。
圧送管が室内に引き込まれました。
生コン車からコンクリートがポンプ車へ移されます。このあと圧送管を通って現場へ送られます。
生コン車が到着しました。コンクリートの呼び強度、スランプ及び骨材の径をチェックした上でいよいよ打設します。
仕事のやりずらい体勢ですが・・・。がんばってやってもらいました。
防湿フィルムを敷き詰めます。土間からの湿気をこれで遮るわけです。
明日、床下の防湿コンクリートを打設します。厚さが30~50mmと薄いので、玉石廻りの納まり等について入念に打ち合わせしました。
また既設の野地板と新設された断熱層を通る空気は従来通り、軒先を通じて給気・排気される計画となっています。
大工の小川さんと検討した結果、少しずつ土台を切り欠きコンクリート製の土台と差し替えることにしました。
蟻害のある土台を取り除く作業
わかりますか?既設の垂木に吊り木を止めて、野縁を取り付けています。この間が200ミリ程度空きますが、そこに断熱材のグラスウールが敷きこまれます。厚さは100ミリ。小屋裏空間は夏季には高温になるため、断熱層が不可欠。仕上げはプラスターボードを張った上で漆喰仕上げかな?今の所そんな予定です。
柱が必要以上にさがら無い様、仮設のため鴨居部を補強します。
大工の小川さんの作業も狭いところでの難しい仕事です。
ほぼ二人で一日がかりで作業が終了しました。他の蟻害個所は被害が限定的なので埋木補修とすることになりました。
アルミの枠及び雨戸の戸箱を撤去します。
左は田口建設の大山さんです。大山さんには床下コンクリートをお願いしています。
順番に建具屋の水野さん、大工の小川さんサッシ屋の井口さん。
平成23年1月16日(日)の愛知県地方大変な大雪でした。
ご覧の通り一面の雪化粧。幻想的。定例打合せでしたので
がんばってノーマルタイヤで来ましたが帰れるかな・・・。
家具の運び出しの日程が決まりました。
畳下の荒床板が現しとなりました。一部蟻害もありましたが
大きな損傷は見られませんでした。
本当に維持管理が行き届いていると思います。
アルミの枠及び雨戸の戸箱を撤去します。
左は田口建設の大山さんです。大山さんには床下コンクリートをお願いしています。
順番に建具屋の水野さん、大工の小川さんサッシ屋の井口さん。
平成23年1月16日(日)の愛知県地方大変な大雪でした。
ご覧の通り一面の雪化粧。幻想的。定例打合せでしたので
がんばってノーマルタイヤで来ましたが帰れるかな・・・。
畳下の荒床板が現しとなりました。一部蟻害もありましたが
大きな損傷は見られませんでした。
本当に維持管理が行き届いていると思います。
やはりサッシ枠の下地にはシロアリ被害がありました。
これらの部材は取替になります。
小屋裏に保管されていた百年前の障子を再利用する計画です。
さっき下見した掃き出し窓との開口寸法とのチェックをします。
やっぱりワンチャンは庭駆け回っていました。
蟻害が確認されました。被害のある部分ははつり取り
同材で埋め木されます。
やはりサッシ枠の下地にはシロアリ被害がありました。
これらの部材は取替になります。
小屋裏に保管されていた百年前の障子を再利用する計画です。
さっき下見した掃き出し窓との開口寸法とのチェックをします。
やっぱりワンチャンは庭駆け回っていました。
蟻害が確認されました。被害のある部分ははつり取り
同材で埋め木されます。
床下は概ね乾燥していましたが、所々蟻害もありました。
全て取替になります。
一部はRC造の基礎にすることも検討に入れようかな・・・。
井口さんも小川さんも真剣。何度も寸法をあたり納まりをチェックします。
二階の小屋裏空間は今後生活スペースとした生まれ変わります。
珍しいタイプの小屋組じゃないですか?
これらの梁や束なども現しとする予定です。
縁板には反り止めのあり桟が打たれていました。
ひとつひとつ取り外します。
床下は概ね乾燥していましたが、所々蟻害もありました。
全て取替になります。
一部はRC造の基礎にすることも検討に入れようかな・・・。
井口さんも小川さんも真剣。何度も寸法をあたり納まりをチェックします。
二階の小屋裏空間は今後生活スペースとした生まれ変わります。
珍しいタイプの小屋組じゃないですか?
これらの梁や束なども現しとする予定です。
縁板には反り止めのあり桟が打たれていました。
ひとつひとつ取り外します。
丁度、付書院の真下ですが、以前の改修時にコンクリート製の
土台に変更されていたようです。
これも少し参考にしましょう。
設計の私、大工の小川さん、建具屋の水野さん、サッシ屋の井口さんが最後の打ち合わせ中。数ミリの間違いでも納まりの美しさに違和感がでてしまうこともたくさんあります。
ここはお互い妥協せず意見をぶつけ合います。自然と表情が硬くなる。仕事ですから。
この暗さなんとかしたいのですが・・・。
採光をとれる開口部は少ない。照明器具に頼らざるを得ないが。
内装などでも反射の良いものを使用する等工夫が必要そうです。
取り外されたあり桟には「北」「中」「南」の文字。
やっぱり百年前の職人が書いたのだろうなあ・・・。
なんだかそれだけですごい事のような気がする。
丁度、付書院の真下ですが、以前の改修時にコンクリート製の
土台に変更されていたようです。
これも少し参考にしましょう。
設計の私、大工の小川さん、建具屋の水野さん、サッシ屋の井口さんが最後の打ち合わせ中。数ミリの間違いでも納まりの美しさに違和感がでてしまうこともたくさんあります。
ここはお互い妥協せず意見をぶつけ合います。自然と表情が硬くなる。仕事ですから。
この暗さなんとかしたいのですが・・・。
採光をとれる開口部は少ない。照明器具に頼らざるを得ないが。
内装などでも反射の良いものを使用する等工夫が必要そうです。
取り外されたあり桟には「北」「中」「南」の文字。
やっぱり百年前の職人が書いたのだろうなあ・・・。
なんだかそれだけですごい事のような気がする。
通し柱の土台部。めずらしい納め方だと思いますが。
ここも一部シロアリ被害があったため、要改修。
やっぱりRC造で基礎を打つかな。
襖の木口には百年前の職人の書いた文字が・・・。
なんかやっぱすごいな、こういうのって。それにしても達筆。
取り外された縁板も順番どおりに復旧されます。
こっちにも番付け。
また何十年後(何百年後?)に工事するひとが
これ観て感動するかな。
通し柱の土台部。めずらしい納め方だと思いますが。
ここも一部シロアリ被害があったため、要改修。
やっぱりRC造で基礎を打つかな。
襖の木口には百年前の職人の書いた文字が・・・。
なんかやっぱすごいな、こういうのって。それにしても達筆。
取り外された縁板も順番どおりに復旧されます。
こっちにも番付け。
また何十年後(何百年後?)に工事するひとが
これ観て感動するかな。
取り外したサッシ廻りは、雨の降り込みに配慮してブルーシート養生。
旦那様が大切にしておられるお庭ですが、このお庭を最適な状態で眺めるためにより良い「窓」を目指しているのです。我々は。
それにしても雪見灯篭の中台のところが苔生していていい感じ。
私の考えている「窓」は今度の定例打ち合わせで提案する予定です。完成をお楽しみに。といってもまだだいぶ先ですが・・・。
工事とは関係ないけど、何か惹きつけるものがあったので一枚頂きました。
取り外したサッシ廻りは、雨の降り込みに配慮してブルーシート養生。
旦那様が大切にしておられるお庭ですが、このお庭を最適な状態で眺めるためにより良い「窓」を目指しているのです。我々は。
それにしても雪見灯篭の中台のところが苔生していていい感じ。
私の考えている「窓」は今度の定例打ち合わせで提案する予定です。完成をお楽しみに。といってもまだだいぶ先ですが・・・。
工事とは関係ないけど、何か惹きつけるものがあったので一枚頂きました。
格天井なんですが、これも珍しい市松模様の格天井。
施主(お父様)も大のお気に入りとのことで、もちろん
「既設残し」となります。
春日灯篭(自信はありません)かと思われますが、珍しい形(なり)をしていますね、竿の部分がどっしり、ふっくらしています。旦那様が特別に注文されたもののようです。
格天井なんですが、これも珍しい市松模様の格天井。
施主(お父様)も大のお気に入りとのことで、もちろん
「既設残し」となります。
春日灯篭(自信はありません)かと思われますが、珍しい形(なり)をしていますね、竿の部分がどっしり、ふっくらしています。旦那様が特別に注文されたもののようです。
付書院の飾りですが何かいいです。モチーフは「月」なか。
何が描かれているのでしょうか。もちろん「残し」。
その灯篭ですがよく見ると・・・。キリシタン灯篭(織部灯篭)というのがあるそうですが、「ハート型」の彫り物がありました。そこにはどんな意味が。とても気になるなあ。
付書院の飾りですが何かいいです。モチーフは「月」なか。
何が描かれているのでしょうか。もちろん「残し」。
その灯篭ですがよく見ると・・・。キリシタン灯篭(織部灯篭)というのがあるそうですが、「ハート型」の彫り物がありました。そこにはどんな意味が。とても気になるなあ。
畳をあげて、荒床板を外し床下をチェックします。
お父様も御長男も大工の小川さんも総出で家の中の荷物を運び出します。
工事の安全を祈願して。
地鎮祭ではこんな感じでお供え物が置かれます。
シンプルではありましたが厳かに執り行われました。
御当主であるお父様と御長男、私と大工の小川さんが出席したなかでH邸工事の安全を祈願致しました。
現在は四代目の御当主であるお父様がおひとりで住んでいらっしゃいます。
来年からは、息子さん御夫婦と一緒の生活がスタートするはずです。
まずは耐震性能、断熱性能を中心に手を入れる予定です。
地鎮祭 | |
---|---|
所在地 | 愛知県あま市 |
構造 | 木造在来構法(伝統構法) |
建築面積 | 207.95㎡ |
1階床面積 | 207.95㎡ |
2階床面積 | 95.76㎡ |
工事概要 | 内外装改修工事 |
所在地 | 愛知県あま市 |
構造 | 木造在来構法(伝統構法) |
建築面積 | 207.95㎡ |
1階床面積 | 207.95㎡ |
2階床面積 | 95.76㎡ |
工事概要 | 内外装改修工事 |
地鎮祭 | 地鎮祭ではこんな感じでお供え物が置かれます。 |
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1月は【第一期工事】の解体 | 既設の床材を撤去します。これらは再利用されるため生取りとなります。 |
2月は【第一期工事】の断熱工事とサッシの新設。 | 防湿コンクリートを打ち、床下には断熱材を敷き込みます。 ペアガラスにサッシも取替し、【第二期工事】のために準備をします。 |
1月は【第一期工事】の解体 | 既設の床材を撤去します。これらは再利用されるため生取りとなります。 |
2月は【第一期工事】の断熱工事とサッシの新設。 | 防湿コンクリートを打ち、床下には断熱材を敷き込みます。 ペアガラスにサッシも取替し、【第二期工事】のために準備をします。 |