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沖縄紀行②「聖クララ修道院」にて。

2014年04月05日(土) | 日々のこと

きた!

「聖クララ修道院」

与那原交差点のすぐちかくの丘の上に鎮座するこの教会建築は

DOCOMOMO(ドコモモ)100選に選ばれている。

DOCOMOMO100選って?

国際組織DOCOMOMO ジャパンが認定する

近代建築を記録、保存しようという活動です。

沖縄いくなら、どうしてもみておきたかった。

 

ほお!ステンドグラスな静謐な空間を演出してる。このへんはいいねえ。

入り口のところ。

なんでもないようなところだが。

ずっと前からこちらを待っててくれたような、あったかい気持ちにさせてくれた。

1958年完成とのことで・・・。やはり保存が問題だろうなあ。

実際の設計には、当時占領下の日本で大きな影響を持っていた

アメリカの組織事務所のSOMがデザインをリードしていたよう。

随所にアメリカ的なにおいがするのはそのせい。

ここでも、花ブロックが意匠的にも実用的にも効果を発揮している。

強い日差しをさえぎりつつも、通風を確保する。

畳?きっと信者さんははだしだったんだろうねえ。

琉球畳じゃないんだ。

・・・クリスチャンでもなんでもないけど。

なぜか教会建築って特別すきなのです。

丹下健三の聖カテドラルマリア大聖堂(東京)は荘厳すぎて泣けてきたし。

安藤忠雄の光の教会(大阪)は光を切り取るアイデアが最高にカッコいいし。

ジョージナカシマの桂教会(京都)は案内してくれた修道士さんがとっても親切だったし。

そのうちキリスト教の洗礼をうけてしまうかもね。機会があれば。

 

最後に保存状態について。さすがにDOCOMOMO100選だけあって

「良」の部類には入るとおもいますが。

おそらく費用の捻出は信者からの寄付のみか?

オリジナルを損なうような手の入れ方がどうしても気になってしまう・・・。

安易に開口部の改修にアルミサッシでは興ざめ。

おまけに網戸かあ・・・。蚊、いやだもんね・・・しょうがないかあ。

なんとかスチールでできないものなのかなと思ってしまう。

外壁保護の厚い塗膜もどうしても必要かなあ。

本来のコンクリートの持つ力強さを打ち消してしまっていると感じてしまうのは私だけか?

「エイジングを楽しむ文化。」ということもあるんじゃないかと。

どうせ、コンクリートの構造物の寿命は

石や木よりもずっと短い。

何世紀も、もつはずないんだし。

近い将来取り壊しは避けられない現実。

 

しかし、それにしても、こういう改修の仕事ってどういう人が設計してるんだろ・・・。

やりたいな。いつかやらせてほしい!

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